活動状況(平成28年)
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◆「古典の日」吟詠の集い ~おくのほそ道 宮城・山形の詩歌を詠う~
と き 平成28年10月30日(日) 13:30~14:30
ところ 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-1 電力ビル本館
東北電力グリーンプラザ「アクアホール」
【ご協力い頂いた方々】
箏・三弦 生田流 箏曲筑紫彩葉会 神保歌寿葉先生ほかのみなさま
尺八 都山流 加賀煌山先生
【吟詠の集いの主旨】
吟詠の集いは、文部科学省により設けられた「古典の日」にちなんで日本の伝統芸能をみなさまに知って頂くため、宮城岳風会が開催しています。
(構成吟の概要)
「おくのほそ道 宮城・山形の詩歌を詠う」をテーマとして「漂白の詩人」と言われた松尾芭蕉が現在の宮城県・山形県で詠んだ俳句や紀行文と関連する著名な歌人の漢詩
や和歌などをナレーション入りの構成吟として詠じました。
吟題および作者は次に示すとおりです。
『武隈の松』松尾芭蕉、『あやめ草』松尾芭蕉、『青葉城』松口月城、『多賀城跡』永塚節、『塩釜明神』松尾芭蕉
『松島』大窪詩仏、『石巻』齋藤茂吉、『すめろぎの』大伴家持、『平泉懐古』大槻磐渓、『春望』杜甫
『最上川』松尾芭蕉、『立石寺』松尾芭蕉、『月夜荒城の曲を聞く』水野豊州・『荒城の月』土井晩翠/滝廉太郎
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◆第29回 県北地区吟道大会
◆東北吟道山形大会(平成28年度県民芸術祭・山形市芸術祭参加)
◆第5回 宮城岳風会吟道講座
と き 平成28年8月21日(日) 12:30~16:30
ところ 日立システムズホール仙台(旧 仙台市青年文化センター)
<第5回宮城岳風会吟道講座次第>
(1)開講式
(2)第一講 近代詩 宮城岳風会 副会長 佐藤岳真先生
(3)第二講 和歌 日本詩吟学院相談役 千葉岳風会 会長 赤星岳純先生
(4)第三講 俳諧歌 日本詩吟学院元老 木村岳風記念館 館長 濱岳優先生
(5)閉講式
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講師の方々の紹介
講師の方々の紹介を行う渡会岳弘宮城岳風会会長
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第一講 近代詩
【講師】佐藤岳真先生
【吟題】『小景異情』その二
【作者】室生犀星 -
第二講 和歌
【講師】赤星岳純先生
【吟題】題しらず(津の国の)
題しらず(寂しさに)
【作者】西行法師 -
第三講 俳諧歌
【講師】濱岳優先生
【吟題】降りしける
子を思ふ
【作者】一茶
◆第1回 大崎・栗原地域吟詠発表会
と き 平成28年6月26日(日) 9:30~14:30
ところ 大崎市松山公民館ホール (担当教場 古川教場)
新グループ編成になり初めての地域吟詠発表会となりました。
渡会会長にお出で頂き吟詠発表の講評、第二部で講座を開いて頂き、都度宮城岳風会の活動方針に照らした解説が加えられたので、参加者は大変充実した時間を持つことができました。新しく始めた古川黎明高校の皆さんによる合吟披露、古川年金友の会や会員の知人など一般の方、それに他地域教場からと多くの参加を得て盛況に行われました。
講評では「全体大変上手だったと思う、特にまだ段のない人が本当に上手だった。低段位の人は時間が速い、上の人のコンダクターと尺八は邪魔」その他基本的な吟技についてのお話しをされ、それぞれ課題も把握できた。
吟道講座では男女が繰り返しての練習の他に、初心者からベテランまでが独吟で挑戦する場面があり、また先生の方も熱が入り30分延長となった。開設間もない教場の担当であったが、準備・本番・片付まで一体となって動いてくれて順調に終えられた。
今後は同地域になった栗原の教場が県北大会の開催担当なので、全面的な支援をしていくことの約束がされている。次回も古川の教場が担当なのでさらに充実した会にするため協力し合って行きたいと思います。
古川教場 安藤 利泉