大橋澄岳理事が平成30年4月18日に県立涌谷高等学校創立99年周年記念行事にて全校生に向け、記念講演をされました。
社会人として独立し、荒波に立ち向かえる人間になる為には、若い人にかけている”感謝の気持ち”を持つことの大切さを、漢詩「春望 杜甫」、和歌「天野の原ふりさけ見れば 阿倍仲麻呂」、俳句「夏草や 芭蕉」、近代詩「雨ニモマケズ 宮沢賢治」の吟詠をおり交えて講演をされました。大好評にて、高校生一同より感想文が届けられました。その内の一通をご紹介いたします。
今後の若い方々への詩吟のPRと会員増強の一助に活用願えればとの趣旨にて掲載いたしました。(広報部)
「宮城県立涌谷高等学校創立記念講演」受講生よりの感想文の紹介
大橋澄岳理事が県立涌谷高等学校創立99年周年記念行事にて記念講演
聴講生よりの感想文
私は、大橋澄江様の詩吟を聴き、とても感激し鳥肌が立ちました。大袈裟ではなく、それほど、素晴らしい詩吟でした。
私は一度、吟詠剣詩舞を観たことがあります。それは、全国の吟詠剣詩舞をしている高校生達の大会でした。剣詩舞なので、視覚と聴覚でその詩の情景を感じる事がで出来ました。
ですが、今回の詩吟では、聴覚だけでそれを感じることが出来ました。更に、私達が習った詩などを吟じていただけたので、意味や背景を知っているので楽しめました。
高校生の詩吟を聴いたときは、勢いがあり、若々しい感じで、初めて聴いたという事もあり、素直に凄いと感じました。他にも、好きな女性アーティストの詩吟を聞いた時には、声が通っていて、綺麗だと感じました。
ところが、大橋澄江様の詩吟では、その両方が感じられ、更に丁寧で安定しており、ただ吟じているだけでなく、作者の気持ちや想いを表現しているように感じられ、さすがプロだなぁと思いました。
このような機会がないと詩吟を拝聴する事がないので、とても貴重な時間だと思いました。また、題名にもある宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のように、サウイウモノニワタシハナリタイ。