【健康】のどや舌の筋肉を鍛える「声出し」

のみ込むときに使うのどの筋肉は、40歳代から衰え始めるといわれています。
のみ込む力を維持するために、喉頭蓋を支える筋肉を鍛える体操、のどや舌の筋肉を鍛える「声出し」を行いましょう。

のどの筋肉が衰えて、のみこむ力が弱くなると、「誤嚥性肺炎」が起こりやすくなります。
誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液に含まれた最近が誤嚥により肺に入って増殖し、炎症が生じる病気です。

毎日の食事は、生きがいをもたらす要素の1つです。
食事をおいしく食べることは、健康長寿につながります。


<のどや舌の筋肉を鍛える「声出し」>

 ①唇を閉じてから、「パ、パ、パ、パ」と発する。※「パ」「タ」で唇と舌の筋肉を鍛える

 ②舌を上顎にしっかりとくっつけて、「タ、タ、タ、タ」と発する。

 ③のどの奥に力を入れて、「カ、カ、カ、カ」と発する。※「カ」で食道につながるのどの奥が動く

 ④舌を丸め、舌先を上の前歯の裏につけて、「ラ、ラ、ラ、ラ」と発する。※「ラ」で食べ物をのどに送る、スムーズな舌の動きを鍛える

 ⑤「パ、タ、カ、ラ」と4音続けて初する。

 ここまでを1回とて、10回1セットとして、1日3セットを目安に行う。

                                                  出典:NHKきょうの健康

2020年11月03日