【 スローガン】 
 これを知る者はこれ好む者に如かず、
   これ好む者はこれを楽しむ者に如かず


   物事を知っているだけでそれを好む人にはかなわない ​
     そして、心から楽しんでいる人には及ばない



  宮城岳風会(宮城県仙台市)
   公益社団法人 日本詩吟学院の認可団体です


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令和八年の年頭にあたって

「これを知る者はこれ好む者に如かず、これ好む者はこれを楽しむ者に如かず」
の精神で令和八年は、吟詠に、暮らしに向き合っていきましょう!

                                                                                                                  宮城岳風会会長 髙橋岳伸

明けましておめでとうございます。
昨年は、「仲間を大切に、仲間との時間を少しでも永く」を合言葉に新米会長の下開催した、創立55周年記念吟道大会は、会員の理解と協力により、感動と感激の中、高齢組織、まだまだやるぞとの気概を示した大会となりました。 ​会員はじめ大会開催にご協力・ご支援いただいた関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。

残念ながら、記念大会の成功で宮城岳風会の高齢化の進行が止まることはありません。 ​私達はこの現実を踏まえ、会員の多様な事情に配慮しながら、会の活力を維持するための最大公約数の道を探すという困難な道を歩まなければなりません。午年にかこつけて、課題を一潟千里に片付けてなどという景気のいい話はできません。

冒頭の「これを知る者はこれ好む者に如かず、これ好む者はこれを楽しむ者に如かず」は、論語(春秋時代末の孔子(BC500頃の人)の言葉を後年弟子達がまとめたもの(BC500~200の戦国時代に成立、弟子達の言葉や孔子の権威によって広まった他者の言葉も含まれていると言われています)に記された言葉です。

一般的には、「物事を知っているだけでそれを好む人にはかなわない。 ​そして、心から楽しんでいる人には及ばない」と解釈されています。 ​
つまり、物事の上達や学問を深めていく上で、楽しむ心を持てることこそが最も重要であると言っているのではないかと思います。楽しいと思うことは、続けられるし、深めることができるということでしょう。

私達の組織は、超高齢組織となりました。 ​顔をあわせれば、確かに歳をとったなと思います。 ​ ​しかし、各種大会で出吟者を見る限り、上達したいという情熱を失っている人は見受けられません。
青壮年の時のような張りのある吟声は無理かもしれません。しかし、深い人生経験は、詩文の理解をより深いものにし、味わいのある吟詠とすることが可能なはずです。 ​
元々、好きではじめた吟詠です。 ​大向こうを唸らせる吟詠から離れ、自らの吟詠の確立を目指すことで、教場で、地域で吟詠に取り組む楽しさを見いだしていただければ、吟詠活動が可能となり吟道精神の境地に近づくのではないかと思います。 ​

この一年を、宮城岳風会の活動を会員の皆さんにとってより楽しいものとしていく(永続していく)ためにはどうすればよいか、教場で、大会で、諸行事を通じて会員全員で探していく年としましょう。



◆お知らせ

◆ 近年の活動

みなさまのご声援ありがとうございました。
※写真をクリックして、ここ一年(令和7年~令和6年)の主な活動状況を御覧ください

◆これまでの活動(平成22年~)

 ※写真をクリックして、活動状況(令和7年~平成22年)を御覧ください

新着情報

2025年12月03日
「周知連絡」を更新しました。
2025年11月19日
「周知連絡」を更新しました。
2025年11月18日
「活動報告」に令和7年第4回指導者研修会を掲載しました。
2025年11月04日
「周知連絡」を更新しました。
2025年11月04日
「活動報告」に令和7年高段伝位吟詠大会を掲載しました。
2025年11月03日
「活動報告」に地区吟道講座(盛岡会場)を掲載しました。
2025年10月24日
「活動報告」に宮城岳風会創立55周年記念大会で披露の大橋岳澄先生の民謡を掲載しました。
2025年10月19日
「周知連絡」を更新しました。
2025年10月17日
「活動報告」に令和8年全国優秀吟者吟道大会課題吟研修会を掲載しました。
2025年10月15日
「活動報告」に創立55周年記念大会の「祝賀の舞」「祝宴の部」を掲載しました。
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S仙台港:「仙台港(仙台塩釜港仙台港区)は、東北の主要な国際貿易港で、工業・商業・観光の拠点です。三井アウトレットパーク 仙台港、仙台うみの杜水族館、キリンビール仙台工場などの商業・観光施設が集まり、仙台港中央公園からはコンテナ船が行き交う様子や太平洋を一望でき、家族連れにも人気のスポットです。フェリーも就航しており、東北の産業と交流を支える重要な港湾です。

政宗騎馬像:高度経済成長期になると騎馬像の復元要望が市民から上がったため、小室達の地元である柴田町槻木庁舎と槻木小学校に梱包され分散保存されていた石膏原型を用いて復元されることになった。1964年(昭和39年)3月5日午前10時、石膏原型は柴田町から仙台市観光協会に引き渡された。その後、東京にある鋳造工場に運ばれ、銅像に復元された。東京オリンピック開会式の前日にあたる同年10月9日の午前11時より復元除幕式が行われ、(第2代)「伊達政宗騎馬像」が仙台城に再建された。一方、仙台城に設置されていた「伊達政宗公平和像」は同年、政宗が仙台城に移る前に居城としていた岩出山城(現・宮城県大崎市岩出山)に移設された。 (出典:ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E9%81%94#%E4%BC%8A%E9%81%94%E6%94%BF%E5%AE%97%E9%A8%8E%E9%A6%AC%E5%83%8F

松島(五大堂):日本三景の1つである景勝地・松島の景観上重要な建物であり、本州海岸に近い小島に建つ。伝承によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされる。その後、円仁(慈覚大師)が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、大聖不動明王を中央に東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉明王の五大明王像を安置したことにより、五大堂と呼ばれるようになった。現在の堂は、慶長9年(1604年)、伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って再建した。東北地方最古の桃山建築と言われており、現在、国の重要文化財に指定されている。 (出典:ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%A4%A7%E5%A0%82